いつか(Saucy Dog)音域
みなさんこんにちは!今回はSaucy Dog(敬称略)の「いつか」という曲を研究しました!
2017年にリリースされたSaucy Dogの代表曲であり、バンドの知名度を全国区へと押し上げた珠玉の失恋バラードです。最大の魅力は、Vo.Gtの石原慎也さんの瑞々しくもどこか切ない歌声と、まるで一本の映画を観ているかのように情景が浮かぶリアルな歌詞にあります。後半にかけて高音域が連続しミックスボイスが必須となる難曲ですので、この記事を参考にカラオケで上手に歌えるように練習していきましょう!
音域
まず、音域について見ていきましょう。この曲の音域は地声最低音mid1D〜裏声最高音hiEまで、地声最高音はhiCで歌われています。 地声最高音 hiC、裏声最高音 hiE と高めの音域が設定されており、サビやCメロを中心に hiA〜hiB 周辺の高音域が連発するため、非常に高い発声技術とスタミナが求められる音域構成となっています。 おすすめのキーや難易度なども解説していきます。 それでは歌詞ごとに細かく高音部分や低音部分の分析をしていきます。
そもそも音域って?
mid2とかhiってなんだ!!って人はこちらの記事を見てね!!「音域とは???」
地声最低音 mid1D(D3)
・ mid1D[さかみ] ちを登った(1番Aメロ)
・ 2人 mid1D[の] 物語(1番Aメロ)
・ mid1D[ふた] りでひとつの(1番Aメロ)
地声最高音 hiC(C5)
・ hiA[あ] ぁ君を hiA[わ] hiB[す] hiA[れ] hiB[ら] hiC[れ] hiB[ん] hiA[な] ぁ(1番サビ)
・ わ hiB[ら] hiA[う] hiB[か] hiC[お] hiB[に](ラストサビ)
・ hiA[う] そ hiA[は見] hiB[当] hiA[た] hiB[ら] hiC[な] hiB[い] hiA[ぃ](ラストサビ)
・ mid2G[き] みの mid2G[見] るけ mid2G[し] hiA[き] hiB[を] hiA[ぜ] mid2G[ん] hiB[ぶ](1番サビ)
・ mid2G[ぼ] hiA#[くの] hiA[も] mid2G[のに](1番サビ)
裏声最高音 hiE(E5)
・ し hiA[て] み hiE裏[た] hiD裏[かっ] hiA#[た] hiA[ん] だ(1番サビ)
・ つ hiA[よ] く hiA#[は] hiC裏[な] hiD裏[い] hiD#裏[か] hiD裏[ら] hiC裏[ぁ](1番サビ)
・ また hiD裏[どっ] hiA[か] 遠 hiA[く] hiB[で] hiA[いつ] か hiA[ぁ] hiB[ぁ](ラスサビ)
地声最低音mid1Dは8回、地声最高音hiCは3回、裏声最高音hiEは2回の登場でした。
以上が歌詞を元にした高音と低音の音域分析になります!
『いつか』のMUSIC VIDEOはこちらからご視聴ください👇
音域以外の情報
この曲は2017年8月2日に配信リリースされ、2017年5月24日に1stミニアルバム『カントリーロード』に収録されています。Spotifyでは1億2650万回再生、YouTubeでは1億1000万回再生もされています。(※2026/09/10現在) 前半では〈2人でひとつの傘を差したり〉〈押しボタン式の信号機をいつも君が走って押すくだり〉といった、かつての恋人との何気ないけれど愛おしい日常の記憶が鮮明に描かれています。
メロディごとの解説
曲の流れに沿って、各メロディやサビごとの歌い方や高音域のツラい箇所を解説していきます! Aメロは低音がメインのパートで、高音域の登場はありません。最低音こそ低くはないですが mid1 域も少なくなく、テンポが不規則で音程をバッチリ当てるのは難しいです。音域的には男性の範囲内に収まっているため特に問題はないかと思いますが、丁寧に発声することを意識しましょう。
Bメロでは mid2 域が中心となります。サビに近づくにつれてだんだんと盛り上がりが見られますが、特別高い音が登場するわけでもなく比較的歌いやすいキーとなっています。ただしサビ前では hiA に近い音域まで登場するため注意が必要です。
サビでは高音域が頻出します。特に hiA や hiB が連発し、hiA もロングトーン気味になるため難易度が上がります。数回の登場であれば歌い切れる方も多いでしょうが、頻出するとなるとかなり歌い慣れていないと厳しいです。地声寄りの「ミックスボイス」を用いて発声することが求められる領域ですので、喉の力を抜いて本家に近づけていきましょう。
Cメロでは mid2G# や hiA が頻出します。地声だと hiA〜hiB、ファルセットになると hiD 付近の音が頻出し、引き続きキツいキーが続くので喉の位置を高くキープしなくてはなりません。Cメロが終わってもラストサビへと高いキーのまま続き休憩する暇すら与えてくれないため、「ミックスボイス」を習得して使いこなすことが重要です。
ラスサビでは裏声最高音 hiE が登場しますが、地声 hiA とのコンボであるため難易度が高いです。体力的な面でも hiA 以上をコンスタントに出し続ける必要があるので歌える人が限られるでしょう。
カラオケのおすすめキー
続いてカラオケで歌うときのおすすめのキーについてです。 男性は-2から-5がおすすめのキーで、この楽曲は低音から地声高音までかなり広いレンジで歌われています。サビやCメロは hiA〜hiC が頻出し男性の平均音域を大きく上回っており、原キーで歌うのはかなりハードルが高いと言えます(Official髭男dismやMrs. GREEN APPLEに匹敵する高音域帯です)。高音が苦手な男性は4つほど下げることで頻出音域を mid2G 付近にまで抑えることができ、歌いやすくなると思います。極端なキー下げは低音が疎かになりますが、キー下げをしても低音に余裕はあるため心配せず高音域を自分のキーに合わせましょう。 女性は+2から+4がおすすめのキーで、この楽曲の難しいポイントは女性にとってはAメロの mid1D が低すぎるという点です。そのため大幅なキー上げが求められますが、濃厚な高音域が行く手を阻みます。3〜4つほど上げると低音域が歌いやすくなるキー設定になりますが、高音がキツい場合は無理なキー上げは控え、Aメロをオクターブ上での歌唱に切り替えることも視野に入れてみてください。
総評
今回はSaucy Dogの『いつか』という曲を研究しました!!
広い音域と切ない感情表現が試される名曲ですので、キー調整やミックスボイスを意識してぜひカラオケで歌い上げてみてください!
まとめると、
①Aメロはmid1Dの最低音を含む低い音域と不規則なテンポの音程に注意する
②Bメロからサビにかけて盛り上がるため、早い段階からブレスを準備する
③サビ〜CメロはhiA〜hiBの連発と裏声最高音hiEへの切り替えがありミックスボイスが必須
④男性は-2から-5、女性は+2から+4のキー変更がおすすめ
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
「この曲も研究してほしい!」というリクエストがございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご応募ください。お待ちしております!

