DAMとは【カラオケ】JOYSOUNDとの違いと現行機種・精密採点を解説
カラオケに行くと、だいたい目にするのが「DAM」と「JOYSOUND」の名前。部屋に入って機種を見たことはあっても、この2つがどう違うのかまで知っている人は意外と少ないはずです。
僕は普段、DAMの採点をメインに歌っています。カラオケ歴は7年、DAMで100点を取った曲は50曲を超えました。このサイトで音域の記事を書いているのも、その経験が元になっています。
まずはDAMとJOYSOUNDの違いから。そこからDAMの現行機種と採点機能を順番に紹介していきます。
この記事で分かること
- DAMとJOYSOUNDの違い(メーカー・採点・曲数)
- 会員サービス「DAM★とも」と「うたスキ」の違い
- DAM★ともの登録手順
- DAMの現行機種4種類と、それぞれの採点機能
DAMとJOYSOUND、カラオケの2大メーカー
カラオケ機種は大きく2つに分かれます。第一興商のDAM(ダム)と、エクシングのJOYSOUND(ジョイサウンド)です。
| 比較項目 | DAM | JOYSOUND |
|---|---|---|
| メーカー | 第一興商 | エクシング |
| 採点の特徴 | AIによる分析やボーナス加点 | 音程の比重が大きい |
| 収録曲数 | 最新機種で34万曲以上 | 最新機種で44万曲以上 |
| こんな人向け | 採点結果を細かく分析したい人 | 幅広い曲を歌いたい人 |
| 会員サービス | DAM★とも | うたスキ |
数字だけ見ると似たような機種に見えますが、実際に使ってみると性格はかなり違います。違いが出やすいのが採点、曲数、会員サービスの3点です。
採点機能の違い
🔵 DAM:精密採点
DAMの看板は「精密採点」シリーズです。歌ったあとに、
- 音程の正確さ
- 抑揚や表現力
- ビブラートやロングトーン
- リズム
- 歌い方の細かな分析
といったところまで数字で返ってきます。歌が上手くなりたい人、採点で高い点を取りたい人は、まずこっちを触ってみるのがおすすめです。
🔴 JOYSOUND:分析採点
JOYSOUNDには「分析採点AI+」という機能があります。
- 音程や安定感の分析
- 抑揚やロングトーンの評価
- テクニックの評価
- AIによるボーナス加点
音程や安定感を中心に見ていく採点です。
よく「DAMのほうが点数が厳しい」と言われます。僕も最初はそう思っていました。ただ、実際に両方を使ってみると、難易度そのものが違うというより、評価項目の重み付けが違うだけ、というのが正直なところです。どっちが甘い・厳しいという話ではなく、見ているポイントが違う。ここを勘違いしたまま機種を選ぶと、自分に合わないほうでずっと練習することになります。
収録曲数の違い
曲数はJOYSOUNDの勝ちです。最新機種で44万曲以上、DAMは34万曲以上あります。
- DAM:J-POPの定番曲や本人映像に強い
- JOYSOUND:配信曲数が多く、幅広い楽曲を探しやすい
特にマイナーな曲やネット発の楽曲を歌いたい場合は、JOYSOUND側も確認する価値があります。逆に「このアーティストの本人映像で歌いたい」という場合はDAMが見つかりやすい印象です。
ただし、最終的には曲ごとの話になります。好きな曲がどちらに入っているかは、実際に歌う曲名で検索するのが一番確実です。メーカーの総曲数だけで決めないほうが失敗しません。
会員サービスの違い ― DAM★とも と うたスキ
採点を本気でやるなら、会員サービスは必須です。歌唱データを残せないと、前回どこで点を落としたのか振り返れません。
| 機能 | DAM★とも | うたスキ |
|---|---|---|
| 歌唱データの記録 | 対応 | 対応 |
| 録音・歌唱の振り返り | 録音などの機能 | うたスキ動画などの機能 |
| 採点との連携 | DAMの採点機能と連携 | JOYSOUNDの採点機能と連携 |
やれること自体はよく似ています。自分の使う機種に合わせて選べば大丈夫です。
僕がDAMの採点をやる理由は、ここにあります。歌唱記録のデータをかなり細かく見られるので、「あと何点はどこで取れるのか」という最短経路を探しやすい。それがきっかけでDAM派になりました。
どちらを極めるにしても、DAM★ともとうたスキのような記録機能は最初に使えるようにしておきましょう。点数を追う作業は、記録を残すところから始まります。
DAM★ともの登録方法
登録はスマホの「デンモクアプリ」から行います。お店側での手続きや、別のサイトでの登録は必要ありません。
- 「デンモクアプリ」をインストールする
ダウンロードはこちら:デンモクアプリ(App Store)

- アプリ内で会員登録をする
- 画面右下の「DAM」と書かれたボタンを押すと、QRコードの読み取り画面に移る

- カラオケ店のデンモク(実機)の画面下にある「デンモクアプリ」のアイコンをタップする

- デンモクにQRコードが表示されるので、スマホで読み込む
- 接続できれば完了
一度つないでしまえば、次からはそのまま自分のデータとして歌唱記録が残っていきます。
ちなみに、JOYSOUND版のデンモクアプリにあたるのが「キョクナビ」です。JOYSOUNDで歌うことが多い人はこちら:カラオケ予約・キョクナビJOYSOUND(App Store)
DAMの現行機種は4種類
ここからはDAMそのものの紹介です。現行機種は次の4つです。
- LIVE DAM STADIUM
- LIVE DAM Ai
- LIVE DAM AiR
- LIVE DAM WAO!
このうちLIVE DAM Ai と LIVE DAM AiR は、機能面ではほとんど同じです。ややこしくなるので、このサイトでは2つをまとめて「LIVE DAM Ai」と書きます。
LIVE DAM STADIUM ― 精密採点DX-G
STADIUMで主に使われているのが「精密採点DX-G」です。
この採点で初めて、「しゃくり」「こぶし」「ビブラート」「フォール」といった歌い方のテクニックをカウントするようになりました。テクニックに応じたボーナス点が付くようになったのもこの採点からです。
登場は2015年。今の基準で見ると古めの採点で、感度や正確性は Ai や WAO! と比べるとかなり落ちます。
ただ、古いからこそ面白い部分もあります。テクニックや点数の取り方に、いわゆる裏技的な要素が多い。コツさえ覚えれば、比較的簡単に高得点を狙える機種でもあります。Aiで伸び悩んでいる人がSTADIUMで歌うと、思ったより点が出て驚く、ということもあります。
LIVE DAM Ai(AiR)― 精密採点Ai
Ai と AiR で主に使われているのが「精密採点Ai」です。このサイトが中心に扱っているのもこの採点になります。
目玉は新しく入った「Ai感性」という項目。膨大な歌唱データを学習したAIが、人の心を動かす歌声を検出して点数に変えます。DX-Gの「しゃくり・こぶし・ビブラート・フォール」の加点に加えて、画面には出てこない「裏加点」も存在します。これはYouTubeなどでもかなり公開されている情報で、精密採点Aiのやり込み要素の1つになっています。
テレビ番組「モニタリング」の人気企画「透明カラオケ」で使われているのもこの採点です。TikTokなどに投稿されているカラオケ動画も、だいたいはこの精密採点Aiのはずです。
ちなみに、STADIUMの「精密採点DX-G」は LIVE DAM Ai(AiR)でも選べます。同じ曲を2つの採点で歌い比べてみると、点の付き方の違いがよく分かります。
このサイトでは、この「精密採点Ai」で高得点を取るための技を記事にしていきます。音程や安定性のような基本の項目から、表現力の細かいところまで、1つずつ掘り下げていく予定です。精密採点Ai自体の見方は、こちらの記事で詳しく説明しています。
LIVE DAM WAO! ― 精密採点Ai Heart
WAO! は2025年に登場した新しい機種で、採点は「精密採点Ai Heart」です。
精密採点Aiとの決定的な違いは、「聴感」という新しい採点項目が増えたこと。機械的な正確さだけではなく、人が聴いてどう感じるか、より心を動かす歌唱かどうかが求められるようになりました。
もう1つ大きいのが「ハートエンジン」です。歌い方に合わせて、
- パワフル
- ヒーリング
- スマイル
- テクニカル
- バランス
の5パターンに分類して、その人の歌い方に合った見方で分析してくれます。
実際に使ってみた体感では、95点以上の曲は精密採点Aiよりも取りづらくなりました。その代わり、70点台以下の点数も出づらくなっていて、誰が歌っても80点から95点くらいに収まることが多いと感じます。
なので、歌が苦手で採点に苦い思いをしている人でも挑戦しやすい採点だと思います。点数の上下に一喜一憂するより、まず歌うこと自体を楽しみたい人には WAO! が向いています。
次回からは、精密採点Aiの点数の取り方を詳しく書いていきます。


“DAMとは【カラオケ】JOYSOUNDとの違いと現行機種・精密採点を解説” に対して2件のコメントがあります。