精密採点Aiの「音程」とは?正確率の目安と上げる練習方法【DAM】
カラオケで大事なものと言ったら、まず「音程」。だいたいの人はそう答えると思います。
前の記事「DAMとは」で、JOYSOUNDは音程の比重が大きいと書きました。だからといって、DAMが音程を重視していないわけではありません。精密採点Aiでも、音程は全ての土台になります。精密採点Ai自体の仕組みは、こちらの記事で説明しています。
そもそも音程が合っていない歌は、聴いている側にもすぐ分かります。「ん?なんか外してるな」と感じる、あれです。一般的に言われる「音痴」の大部分は、結局ここに繋がっています。
この記事で分かること
- 精密採点Aiの「音程」の測られ方
- 音程正確率と総合得点の目安
- 音程バーの色の見分け方(金・黄色・赤)
- 歌っている最中に音程を確認する方法
- 音程正確率を上げる練習と準備
精密採点Aiの「音程」はどう測られるのか
音程は、正確率として100%がMAXで計られています。そして、そのパーセントの値が、そのまま五角形チャート(レーダーチャート)の「音程」の点数になります。つまり音程正確率95%なら、チャートの音程も95点ということです。

音程正確率と総合得点の目安
音程がどれくらい取れれば、総合得点がどれくらいになるのか。僕の感覚での目安を置いておきます。
| 音程正確率 | 総合得点の目安 |
|---|---|
| 95〜100% | 98〜100点 |
| 85〜95% | 90〜98点 |
| 80〜85% | 80〜90点 |
| 80%未満 | 80点未満 |
もちろん、総合得点には表現力や安定性など他の項目も関わってきます。一概にこうなるとは言えないので、あくまで目安として見てください。
ただ、表の通り、音程正確率が80%を切ると総合得点も80点未満まで落ちます。これはほぼ「曲を覚えられていない」レベルです。逆に言えば、曲をちゃんと覚えて音程が取れるようになるだけで、点数は大きく変わります。
音程バーの色の見分け方
実際に音程を合わせる話に入ります。まず、この写真を見てください。

音程バーが並んでいるのが分かると思います。この中に、1つだけ仲間はずれがいます。どれか分かるでしょうか。
正解は、左から2番目のバーです。
よく見ると、2番目だけ黄色いバーで、それ以外は金色の光沢が出ています。この違いが、そのまま音程の合っている・合っていないを表しています。
- 金色の光沢:音程がドンピシャで合っている
- 黄色:半音高い、もしくは半音低い
- 赤色:1音以上ズレている
歌っている最中は、バーを金色に保てているかどうかが一つの目安になります。
バーの色は「一番長く続いた音程」で決まる
仕様の話も1つ。1つのバーの色は、そのバーの中で一番出現頻度の高い(=一番長く続いた)音程で決まります。
例えば3秒のバーがあって、2秒が半音低い音程、1秒だけ正確な音程だったとします。この場合、より秒数の長い半音低いのほうが反映されるので、そのバーは黄色になります。一瞬だけ合っていても、バー全体としては合っていない扱いです。
実は、この仕様を逆に活かした点数アップの技もあります。ただ、それは「安定性」に関わる話になってくるので、ここでは触れません。
歌っている最中に音程を確認する「キラキラ」
歌唱中、自分がどれだけ音程を合わせられているかを確認する指標もあります。

出典:しらスタ【歌唱力向上委員会】「https://youtu.be/q6WTLkW8oyU」より
1節(フレーズ)が終わって画面が切り替わる瞬間に、このキラキラが出ます。これがそのフレーズの音程正確率を表していて、高い順に
虹 ▶ 金 ▶ 赤 ▶ 青 ▶ なし
となっています。歌いながらこのキラキラの色を確認する癖を付けると、「今のフレーズは合っていたのか」がその場で分かるようになります。
音程は、生まれつきの音感で決まらない
ここまで、音程に関する知識面の話はだいたい終わりです。実は音程って、テクニックや情報として覚えることがとても少ない項目です。
その分、「素の音感が大事」「音感は生まれつき」と感じる人も多いと思います。でも、僕の経験上、音程は絶対に鍛えられます。
というのも、僕自身、無自覚にオクターブ下で歌ってしまう時期があったからです。それくらい音域も狭くて、高音も出なかった。それでも、いっぱい歌いまくることと、DAMの仕組みをよく知ること。この2つで、音程正確率も総合得点もみるみる上がっていきました。
このサイトでやっていきたいのは、そのお手伝いです。
音程正確率を上げる練習と準備
① 曲を何度も聴くこと
僕はこれが一番大事だと考えます。
これは音程に限らず、全ての項目に言えることです。ただ、音程正確率は特に「曲を聴かなければ上がらない」項目です。
- サビは知っているけど、Aメロ・Bメロが歌えない
- Aメロ・Bメロ・サビは知っているけど、Cメロが歌えない
これは本当にあるあるで、初心者の方が音程正確率を落としている原因は、だいたいこれです。特にCメロは変則的な作りの曲が多いので、念入りに聴く必要があります。
この練習にはSpotifyがおすすめです。

歌詞を全画面表示にすると、左下にマイクボタンがあります。これを押すと原曲の歌声(ボーカル)が小さくなります。完全に消えるわけではないですが、自分の声を重ねて歌う練習には十分使えます。曲を覚えるには、これが一番の近道だと僕は思っています。
② 適切なキー変更
もう1つはキー変更です。一番王道で、一番知られた方法だと思います。
自分の音域に合わないキーで歌い続けると、赤いバーがいっぱい出る羽目になります。どれだけ曲を覚えていても、出ない音は出ません。
これを防ぐために、自分に合ったキー変更をしましょう。キーの決め方については、今後の記事で詳しく紹介していきます。当サイトの音域記事も、キー決めの参考に使ってください。


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