そんなbitterな話(Vaundy)音域

みなさんこんにちは!今回はVaundy(敬称略)の「そんなbitterな話」という曲を研究しました!
2023年3月に配信リリースされた本楽曲は、ABEMAの大人気オリジナル恋愛番組『オオカミには騙されない』シリーズの主題歌として書き下ろされた、シティポップの要素を纏ったエレクトロ・ポップナンバーです。Vaundyさん特有のグルーヴ感と高い音域表現が光るおしゃれな1曲です。この記事を参考にカラオケで上手に歌えるように練習していきましょう!

音域


まず、音域について見ていきましょう。この曲の音域は地声最低音mid1E〜裏声最高音hiEまで、地声最高音はhiBで歌われています。 地声最高音 hiB、裏声最高音 hiE とどちらも男性の音域としては高く設定されており、サビを中心に裏声の hiB〜hiE という非常に高い音域が頻出するため、息継ぎや発声の切り替えにおいて難易度が高い音域構成となっています。 おすすめのキーや難易度なども解説していきます。 それでは歌詞ごとに細かく高音部分や低音部分の分析をしていきます。

そもそも音域って?

mid2とかhiってなんだ!!って人はこちらの記事を見てね!!「音域とは???」

地声最低音  mid1E(E3)

・ mid1E[に] がいおもいでもBlueも mid1E[ぉ](1番Aメロ)

・ mid1E[ぼ] くら離れても案外(1番Aメロ)

・ そんな事じゃ出会わなきゃよ mid1E[かっ] たな(1番Bメロ)

・ ラブソングみたいなく mid1E[だ] りで(1番Bメロ)

地声最高音  hiB(B4)

・ ほろに hiC#[がい] そうに hiB裏[がい](1番サビ)

・ hiE裏[ぼくた] hiB[ち] hiA[のの] hiB裏[ぞ] hiC#裏[む](1番サビ)

・ hiE裏[ぼくた] hiB[ち] hiA[のお] hiB裏[も] hiC#裏[う](1番サビ)

・ mid2F#[あい] や mid2F#[ら] の mid2F#[で] ぐちは(1番サビ)

・ 癖になったそ mid2F#[の] 苦味は(Cメロ)

・ あ hiA裏[まさ] などいいからと(Cメロ)

・ hiA裏[いうん] だよ(Cメロ)

裏声最高音  hiE(E5)

・ hiE裏[ぼくた] hiB[ち] hiA[のの] hiB裏[ぞ] hiC#裏[む](1番サビ)

・ hiE裏[ぼくた] hiB[ち] hiA[のお] hiB裏[も] hiC#裏[う](1番サビ)

地声最低音mid1Eは16回、地声最高音hiBは6回、裏声最高音hiEは5回の登場でした。


以上が歌詞を元にした高音と低音の音域分析になります!

『そんなbitterな話』のMUSIC VIDEOはこちらからご視聴ください👇

音域以外の情報

この曲は2023年3月13日に配信リリースされ、2023年11月15日に2ndアルバム『replica』に収録されています。Spotifyでは7777万回再生、YouTubeでは3990万回再生もされています。(※2026/08/30現在)

メロディごとの解説

曲の流れに沿って、各メロディやサビごとの歌い方や高音域のツラい箇所を解説していきます! Aメロはラップ調なメロディで構成されています。低めのキーで淡々と進行しますが、全編を通して「カッティングギター」のような小気味よい16ビートのリズムが流れています。特別高い音は登場しませんが、mid2 域が多いのでAメロとしては高く、綺麗な発声が求められます。音程自体は難しくないものの、リズムに遅れず、言葉を「点」で置いていくような歯切れの良さが必要です。

BメロではAメロよりも若干音域が上がりますが、特段高い音は登場しません。高音の中心は mid2E であり、大抵の男性にとっては歌いやすいと感じるでしょう。サビに向けて少しずつ音域が上がっていき、メロディの裏で鳴るベースラインを意識しながら、スローなノリからサビのダンスビートへとスムーズに感情を繋げていくパートです。音域も一般的な男性の平均に収まっています。

サビはこの曲の最難関かつ最大の聴きどころです。裏声がメインで構成されており、hiC# や hiB のファルセットが頻出します。そんな中、裏声最高音 hiE と地声最高音 hiB がコンボで登場します。どちらも平均の男性の音域としては高く難易度も高いですが、地声最高音は裏声で対応しても違和感はないでしょう。しかし、裏声 hiB〜hiE という高音域での使用が頻出するため、息継ぎの問題や声がかすれるなど難易度は高いです。高い音域をファルセット(裏声)に逃げず、地声(または強いミックスボイス)でテンポよく発声し続ける必要があります。フレーズの語尾を少し跳ね上げるように歌うと、Vaundyさんらしいお洒落な雰囲気を再現できます。とくに裏声hiEは音が高く、安定した発声が損なわれてしまうかもしれません。

Cメロでは mid2F# が登場しますが、特段高い音は登場しません。裏声も hiA までであり、易しめの音域と言えるでしょう。ラストに向けてさらにエモーショナルなボーカルワークが求められ、フェイクのような高音も混ざり、リズムと音程のキープが難しくなりますが、ここをノリきれるとカラオケでも非常に盛り上がるパートです。裏声も多用されるので表現力を意識してファルセットを発声してみましょう。ラストサビに向けて喉を休めるポイントでもあります。

ラスサビでも高音域の頻出と裏声のコントロールが続くため、最後までリズム感とスタミナをキープして歌い切りましょう。

カラオケのおすすめキー

続いてカラオケで歌うときのおすすめのキーについてです。 男性は-2から-4がおすすめのキーで、地声最高音が hiB と男性曲としては高い部類に入ります。Vaundyさん特有の軽やかで高い地声とミックスボイスが多用されており、男性が原キーで歌うにはかなり高難度です。この楽曲は裏声の歌唱割合が多いので、ある程度対応できる方が多いのではないかと思いますが、それを鑑みても全体的に高いのでキー下げが必要です。サビでは hiA〜hiB 付近の高音が何度も連続するため、喉が締まりやすくなります。一般男性であればキーを2〜3つ下げて mid2G 付近に最高音を調整すると、グルーヴ感を保ったまま気持ちよく歌いきることができます。低音部分はキツくないので、大きなキー下げも視野に入れて大丈夫です。 女性は+1から+3がおすすめのキーで、原キーの音域は hiA〜hiB が頻出するため、実は女性にとって地声で張り上げやすく非常に歌いやすい高さに収まっています。この楽曲は低音が控えめであるのでキー上げには向いています。しかし、元々のレンジが高いのでキー上げを行うと女性でもかなりきついと感じるかもしれません。AメロやBメロで登場する低音(mid1E〜mid1G付近)が女性には少し低く感じられる可能性があるため、低音が苦手な方はキーを1〜2つ上げるか、逆に少し下げて裏声でカバーするのがおすすめです。

総評

今回はVaundyの『そんなbitterな話』という曲を研究しました!!
リズム感と高音裏声のコントロールを意識して、ぜひカラオケでおしゃれに歌い上げてみてください!


まとめると、

①Aメロ・Bメロは16ビートのリズムに遅れず歯切れよく丁寧に歌う
②サビは裏声最高音hiEやhiB〜hiC#の連発があるためブレスとファルセットの安定感を意識する
③Cメロは表現力を意識しつつラストサビに向けて喉をコントロールする
④男性は-2から-4、女性は+1から+3のキー変更がおすすめ

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
「この曲も研究してほしい!」というリクエストがございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご応募ください。お待ちしております!

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